台風への意識

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台風19号通過後の被害も大きいまま、これから台風20号、21号が日本に近づいてきている。
台風19号では浸水被害にあった知り合いがいるだけに気が気でない。
今回も台風20号が熱帯低気圧のころから意識を続けている。

今までよりも早めに意識するようになったのは、仕事で少し前に災害対策、防災を統制する担当者の1人となって台風をはじめ気象情報には以前よりも注視、常に意識するようになったからである。

担当といっても、もちろん会社グループ内でのことではあるが、全都道府県に多数の拠点があり、お客様へのサービスも日本全域に渡っているから、居住も職場も関西とはいえ日本に影響しそうな台風は、熱帯低気圧が台風に発達するかもといったあたりから警戒しはじめている。

台風に発達しませんでした、台風になったけど進路は日本外れましたとなっても警戒は無駄とは思わない。

昨年の台風21号は近年ではとくに勢力が強くもたらした被害も大きく、会社の設備や拠点およびお客様サービスへの影響もかなりあったため、先日まで振り返りや分析、今後の台風への備え、被災地への支援などの検討も進めていた。
被害を受けた会社設備については今も今後の対策を進めている。

令和に入っても大きな被害をもたらした台風は複数あり、8月以降10月現在まで台風10号、13号、15号、17号、18号、19号と続いた。

台風の被害について、10月半ばを過ぎた今現在も現地では支店だけでは対応できないので沖縄、宮古島、石垣島含む八重山、千葉へと一部業務を縮小または停めて全国各支店から技術者を交代しながら派遣を続け、お客様への対応を続けている。

そして台風19号通過後の被害も大きいまま、これから台風20号、21号が日本に近づいてきている。
台風20号、21号が過ぎても、今年もまだ台風が発生する可能性はある。

なぜなら気象庁によると2018年の台風の発生数29個となっている。
ここ5年だけ見ても年平均27個の台風が発生している。

もちろんすべてが日本に影響している訳ではない。
とはいえ今後10年で台風は年平均2~3個増えるという試算もある。
また温暖化が続く限り台風の勢力は年々増していくとされている。

個人的にだが、いまはテレビで流れる情報だけでは十分ではないと感じている。
通過後のテレビもすべてとは言わないがコメンテーターが好き放題、批判を言っていたり、感情的になっている。
もっと丁寧に備えや被害後の対応を放送すべきじゃないのかと思う。

そのテレビだが台風19号については、10月12日に日本に上陸したけど気象庁が異例の緊急会見を10月9日11時に開いたのに、リアルタイムで放送すらしなかった。
あとから緊急会見が開かれた事実を取り上げた程度だった。

冒頭にも書いたが仕事上、見ておく必要があると思い職場でテレビをつけたが、どのチャンネルもそのときは緊急会見に触れもしなかった。
仕方が無いので、スマホからYouTubeのライブ配信で緊急会見を見た。

ネット環境が揃っている現在でも、様々な理由により、テレビが情報源となっている方々が多いのも事実。
しかし大衆的なテレビでも不十分と感じるから、情報は自ら意識して早め早めに取りに行くしかないと思っている。
あとは家族、友人、仕事仲間、ご近所さんなど身近な人たちで共有しあって意識しあうしかないのかな。
自分は同じ地域にいる友人には影響のありそうな台風は情報を伝え合っている。

以下は、気象庁が緊急会見で説明をした報道発表資料の抜粋だけど、会見では丁寧に説明していたし備えとして大事な内容になっている。

出典:気象庁ホームページ「台風第19号に早めの備えを!(10月9日)」報道発表資料より(https://www.jma.go.jp/jma/press/1910/09a/201910091400.html)