マイホームに取り付ける予定のシステムキッチンの仕様について、前編と後編に分けて書きます。
後編はこちら
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キッチンはASのアイランド型
キッチンとしてはリクシルのASになるのですが、一般販売向けの商品ラインナップにはありません。
リクシルのシステムキッチンはいくつも種類がありますが、主な商品とグレードは以下になります。
商品 | グレード |
リシェルSI | ハイグレード |
リシェルPLAT | ハイグレード |
アレスタ | ミドルグレード |
シエラ | スタンダードグレード |
今回のASはというと・・・リクシルのHPにも商品ラインナップとしては載っていません。
ASは一般向け販売ではなく、リクシルの商品を大量に取り扱ってくれるハウスメーカーや工務店等に価格をおさえて提供される商品となっています。
そして若干の仕様の違いがあるようですが、アレスタと同等の商品となります。
では、マイホームに取り付けるASの仕様を見ていきます。
なお、標準仕様ではなくオプション等を選択している状態です。
リクシルのショールームで見積もりと一緒に作っていただいたイメージ画像になります。
プリントアウトしたものを撮影しているので、色が黒っぽく見えていますが、青になります。
そしてシステムキッチンのスタイルとしては、アイランドキッチンになります。
扉デザインとカラー
キッチンの色は青でも「ラピスブルー」という色になります。
実物はもっと光沢があって綺麗な青です。
「ラピスブルー」の扉デザインは木目のようになっています。
最初は黒色で考えていたので、ショールームでサンプルを見せてもらうまでは青のイメージはなかったです。
左が「オニキスブラック」、右が「ジェットブラック」になります。
「オニキスブラック」はラピスブルーの色違い、「ジェットブラック」は木目もなく、さらに光沢のある高光沢になります。
最初に考えていたイメージに一番近いのは「ジェットブラック」で、「オニキスブラック」を見たときにどっちの黒にするか悩みました。
が・・・「ラピスブルー」を見せてもらったら、綺麗な色だなと気に入りました。
リビングダイニングのイメージは無機質さを出しつつ、白っぽいフローリングにする予定なので、黒より青のほうが映えるなと思い、「ラピスブルー」に決めました。
ASでは、ほかにも扉デザイン、カラーの組み合わせが沢山あり、全部で48種類あります。
下の画像は、カタログを撮影したものなので見にくいかもしれませんが、その扉デザインとカラーのバリエーションになります。
扉の取手
扉の取手もラインタイプか、ハンドルタイプか選べます。
扉面はフラットでスッキリしたかったので、ラインタイプを選んでいます。
扉のカラーの「ラピスブルー」に合わせるため色は「シルバー」にしました。
「ラピスブルー」のイメージ画像にも付いていますね。
下の画像の左にあるのは「ブラック」になります。
扉のカラーを「ジェットブラック」や「オニキスブラック」にしていたら「ブラック」を選んでいたと思います。
他の画像はハンドルタイプになります。
取手は、このほかにもバリエーションやカラーがあります。
ダイニング側のスタイル
アイランドキッチンの場合、ダイニング側のスタイルを3タイプから選ぶことができます。
カウンターキッチにしたかったので、下の画像にあるテーブルタイプにしています。
カウンターキッチンにしたら、カウンターチェアを置く予定です。
いまカウンターチェアを探しているのですが、なかなかピンとくるものが見つかりません。
まだまだ時間があるので、ゆっくり探します。
テーブルタイプのほかは、収納タイプと、テーブルと収納を組み合わせたハーフ収納タイプがあります。
ダイニング側は悩むこともなくテーブルタイプ一択でした。
このダイニング側のスタイルは、キッチン側面の片側が壁付になっているペニンシュラキッチンでも、同様に選べます。
ワークトップ
キッチンのワークトップは、人造大理石とステンレスがあるのですが、アイランドキッチンだと人造大理石トップのみになります。
もしステンレストップが選べたとしても、個人的にはイメージが合わないと思うので、選ばないと思います。
人造大理石トップですが、カラーのバリエーションとしてはホワイト系3色、砂岩調2色が選べます。
ホワイト系は似通った色のトーンなので、あまり違いは分かりにくいかもしれません。
今回、選んだのは砂岩調のベーシックホワイトになります。
選べるカラーの中では、大理石の風合いを再現したカラーになり、画像だと分かりにくいと思いますが、斑点のような模様も入っています。
ダイニング側のスタイルをテーブルタイプにしていますが、そこも含めて人造大理石トップになります。
シンク
シンクは人造大理石かステンレスが選べるのですが、ステンレスだとワークトップとの一体感が無くなるので、人造大理石にしました。
あと人造大理石だとカラーが5色から選べるのですが、シュガーホワイトにしています。
シュガーホワイトのほかは、下の画像左からライムグリーン、ブロッサムピンク、ハニーイエロー、マロンベージュがあります。
ポップで可愛らしいシンクにすることもできますね。
人造大理石のシンクを選んでおいて言うのも何なのですが、ステンレスのシンクより良くない部分もあります。
ショールームでも試させてもらったのですが、ある程度の高さからシンクに物を落とすとステンレスと違って、「ドンッ!!」と大きな音がします。
あとシンク表面にもし傷が付いた場合は、ステンレス以上に目立ちます。
線傷など付いたとしたら、そこに汚れがたまり色が付いたようになります。
人造大理石のシンク表面を研磨すれ傷は目立たなく、または消せるから良いんですけど、汚れが目立つのはイヤですよね。
ちなみに研磨するための耐水ペーパー(#320)が、ちゃんと付いてきます。
ショールームでも傷の研磨について説明してくれます。
シンクに食器や鍋などを洗い物中などによく落としてしまう方で、傷が付きやすいことも考慮したうえで、シンクを人造大理石にするかステンレスにするか検討したほうがいいかもしれませんね。
排水口
排水口については、人造大理石のシンクの場合は、「てまなし排水口」と「くるりん排水口」が選べます。
ステンレスのシンクの場合は、さらに従来からある排水カップの大きな「樹脂排水口」も選べます。
排水口のグレードとしては、「くるりん排水口」が一番上で、「樹脂排水口」が一番下になります。
樹脂排水口については、グレードが一番下になります。
樹脂口は排水カップに直接、ゴミがたまることになるし、排水カップの面積も大きいためヌメリも付きやすくニオイが気になりやすくなります。
ステンレスのシンクにした場合でも、できれば樹脂排水口以外を選びたいですね。
今回、選んだ排水溝は、てまなしシンクです。
ゴミは排水口本体の上に、ゴミカゴを設置するので排水口本体にはゴミは、ゴミカゴの網目より小さいものしか入っていきません。
また排水口本体はシンクとの接合部のリングがないため、排水口周囲の溝にゴミがたまるなんてこともありません。
お手入れがラクな仕様になっています。
くるりん排水口は、水流がうず状になって流れるようにフィンが付いています。
またシンクしたのトラップは、くるりん排水口用のものになります。
くるりん排水口にすると当然、お値段は上乗せになりますが、お手入れは一番ラクになります。
シンクをお手入れすることは、そこまで苦にならないので、優先度は低めでした。
ほかで上がったコストを少しでも抑えるため、今回は選んでいません。
システムキッチンのその他(水栓、引き出し、IH等)の仕様については、後編に続きます。
(近日、書きます。)