上棟は無事終了!しかし幾つか問題もあるので今回は水道工事のことを!!

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上棟は予定どおり!!しかし・・・

仕事があるため、6月4日(月)の上棟には立ち会えませんでしたが、無事に完了したと建築事務所の方にお話をお聞きしました。

また当日は、上棟にはうってつけの晴れでした。
とはいえ天気予報での最高気温は32度!!

大工さんはじめ応援でこられ作業していただいた方々は、それ以上に暑さを感じておられたと思います。
「暑いなかお疲れさまです、ありがとう」と言いたいですね。
今度、大工さんにお会いした際には何かしらお礼を言いたいと思います。

上棟自体は無事に終わったのですが、そこで問題もあったようです。
現在、問題点については建築事務所で確認をされているとのことなので、対応含め詳細が分かれば別途書きたいと思います。

実は、それとはまた別の問題もあります。
その問題とは水道工事のことです。

もうひとつの問題!!水道工事費用に関すること!

今回はその水道工事について、書くことにします。

水道工事は大きく分けると次の2種類があります。
◆配水管(本管)からの給水管引き込み工事
◆屋内配管工事

今回問題としているのは「配水管(本管)からの給水管引き込み工事」になります。

土地を購入した際に、築40年以上の古民家が建っていました。
当然、給水管も古いモノになります。
また水道の口径も13mmとなっていました。

昔は、13mmが多かったのですが、今は20mmが一般的です。
各自治体の水道局では基本的には20mmを勧めていますし、自治体によっては20mm以上でなければ建築許可がおりないところもあります。
二世帯住宅だと25mmの場合もあります。

口径が大きいほど水の流量が多く、複数箇所で同時に水道を使用しても水圧が下がりにくいです。

13mmだったら、台所で水道を使っているときに風呂場でシャワーを使うと、流量が足りなくて弱いシャワーしか出ないといったことも起ります。
またタンクレストイレだと、複数箇所で同時に水道を使用していたら流量が足りなくて流れにくくなるなど起る場合もあります。

ちなみに口径が大きいほど水道料金は高くなります。
また水道料金は自治体ごとに決めているので、地域によって安かったり、かなり高かったりします。
それでも口径は最低でも20mmは欲しいですね。

マイホームも当然、水道の口径は20mmに変更する前提で進めていました。

水道の口径を変更することは給水装置の工事となり、その工事ができる業者は自治体がしている業者に限られます。
その業者は「指定給水装置工事事業者」と呼ばれます。
自治体の規模によって違いはありますが、自治体からは数十以上の業者が指定されています。

建築事務所では、そのうちの1社に最初に依頼していただいていたようなのですが、

◆給水管が古いため別の配水管(本管)から給水管を引き込まないといけない。
◆別の配水管(本管)を使うためには距離があるため道路をかなり掘削しないといけない。

ということで、道路の掘削、復旧含め給水管の工事だけで100万円以上の見積もりだったようです。

たしかに高いと思いますし、工事費用だけなら40~60万前後くらいだと思います。
当然、当初見積もりでも100万円以上なんてみてませんから、このまま行けば当初見積もり枠を超える額になるのは必至です;;;

建築事務所でも工事について、
いま給水管を接続している配水管(本管)が近くにあるのに、わざわざ離れている別の配水管(本管)への接続工事がなぜ必要なのかが、分からないし工事費用もかなり高いのも腑に落ちないとのことでした。

そのため建築事務所では、ほかの指定給水装置工事事業者から複数社に見積もり依頼も出していただいたそうです。
そうすると別の配水管(本管)にすることもないし、工事費用も大体思うところで見積もりが出ているそうです。

また給水管が古いから、もしかすると自治体からの助成金を受けれるかもしれないとのことで調べていただいている状況になります。

給水管が古いことについては詳細はお聞きしていない部分ありますが、先にも書いたとおり築40年以上の古民家だったことから「鉛給水管」が使われているんだと思います。

国の法律のひとつである水道法で水道水の水質基準が細かく定められています。
その中に「鉛濃度」に関する項目があります。
何度かの水質基準の改正を経て、基準値が強化されています。

また「鉛給水管」は昭和59年から使用が禁止されています。
それ以前に建てられた建造物では使用されている可能性があるのです。また長時間水道水を使っていなかった場合、鉛が溶け出している可能性があり、水道を使おうとした際に含まれる可能性があります。
そうなると当然ならが水質基準を満たせないですし、何かしら人体への影響もあるかもしれません。

いま現在も全国には「鉛給水管」が数多く残っていて、各自治体の水道局では調査、取り替えを進めています。(思うようには進んでいないようですが・・・)

また自治体によっては差異はありますが、「鉛給水管」の取り替えには助成金を出しているところもあります。
(本来は、給水装置の工事は使用者負担)

今回、マイホームを建築するエリアを管轄している水道局も助成金を出していますので、建築事務所からお聞きしている話から察するに、指定給水装置工事事業者が「鉛給水管」取り替えの助成金について調べてくれているのだと思います。

今回、書きました水道工事については、マイホーム着工前に指定給水装置工事事業者に見積もりを依頼したところから出てきた問題なので、着工前から対応を進めていただいています。

結果として他の指定給水装置工事事業者へ対応を切り替えていただいたのは正解だと思います。

また進展なりあったら、どうなったのか書こうと思います。

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