以前の投稿で、金額を下げるため水回りの仕様を見直すことを書きました。
先月2週目の週末に建築事務所の方とリクシルのショールームへ訪問しました。
前回訪問時にショールームでは水回りのほかに、玄関ドア、室内ドア、床材、窓も見ていたのですが、今回の見直しは水回りのみです。
水回りはシステムキッチン、システムバス、トイレ1階用と2階用とあるので、それらの仕様の再確認と見直しを検討しました。
(システムキッチン等の内容は別途、近いうちにでも書きます。)
前回、システムキッチン、システムバス、トイレなどのカタログを頂いていたので事前にいろいろ見ていたのですが、「これが良い!!」と決めたモノをいざ見直すとなるとすごく悩ましいですね。
ショールームでは今回も、前回と同じお姉さんに担当していただきました。
悩んだままの状態でしたが、どういうものを望んでいるかなど覚えていただいていたので、相談しながら仕様を見てまわっていると思いのほか時間がかからずに見直しができました。
とはいえ、使える限りは一生涯使うモノなので、譲れないものもあり大きな断捨離は出来なかったですけど・・・
卸し原価つまり業者側の仕入れ原価が、建材によって違いはあるものの、ざっくり平均して定価の40~50%前後ぐらいなので、お姉さんとも原価前提で話しをしていました。
とはいえ卸し原価を実際に教えてもらうことはできないので、話しをにごしながらですけど。
あとは見直し後の建築事務所からの提示価格がどれくらいになるかなってところでしたが、その場で分かるのはショールームから出る参考の見積もりだけです。
その参考の見積もりですが、定価でしか出ません。
それが以下の価格でした。
【ショールーム参考定価見積もり】 ※取付費込み
プラン | 価格 | 当初プランとの差額 |
当初プラン | 3,690,300円 | - |
見直しプランA | 3,467,680円 | ▲222,620円 |
見直しプランB | 3,370,680円 | ▲319,620円 |
見直しでは、システムバスの仕様で浴槽を黒色と白色の2パターンで検討したのでAプランとBプラントとしました。
(実際の見積もりの一部)
ショールーム訪問後に建築事務所にも仕入れ原価での見積もりが届き、取付費込みの価格も出たとのことで翌週末に建築事務所へ行ってきました。
当初プランでの価格は1,968,604円(取付費込み)だったので、定価見積もりからすると約53%の価格ということになります。
見直しプランA、見直しプランBも同じ割合でいけば約11~17万ほど金額が下がるかなと思っていたので、10万円以上の金額が下がるなら見直すと決めていたのですが・・・
見直しプランAで約1.2万円、見直しプランBで約7万円しか下がらなかったので、当初プランのままでお願いすることに決めました。
実際は、システムバスの壁面パネルだけ変更でお願いしましたが、商品設定上の標準価格の範囲内のため当初プランの価格に変更はありません。
そうそう、ショールームで担当のお姉さんと見直しの話しをしている最中に聞いたのですが、一部の業者だけのようですが商品設定上の標準価格の範囲内の変更でも、業者の価格が上がることがあるそうです。
カタログで価格を確認できるので、商品設定上の価格が変わらないのに業者の価格が上がるとしたら、個人的には信用したくない業者になりますが・・・どうなんでしょうね。
今回、マイホームの水回りは定価の約53%の価格になりますが、職人さんの単価、建築事務所の利益も上乗せされていることを考えれば十分に安いのではないでしょうか!?
ちなみにハウスメーカー等、規模もある程度大きく、対応エリアも多いところ業者だと建材の大量発注での原価が安くなるメリットはあると思います。
しかし、建材や職人さんの単価のほかに、下請けの工務店も入り、元請けの業者も下請け発注しても利益をとれる価格設定になるので、中間マージンが大きく発生することになります。
その分は当然ながら施主に負担がのしかかってくるので、価格も高くなると思います。
ちなみに以下の建築設計事務所のサイトで、実際の仕入れ原価を基にした目安の仕入れ原価掛け率を参考として載せてくれています。
今回、見直しを検討したものの見直しをしない結果となりましたが、
原価掛け率を見ていると自分がお願いしている建築事務所は良心的なのかなと思います。